研究活動支援

研究推進体

概要

研究推進体は、本学における国際的研究拠点の形成基盤となるように、特定の研究課題の下、部局の組織を越えて各専任教員が個別に実施している革新的特定研究分野をグループ化し、全学的横断組織として戦略的展開を推進することを目的として設置される、本学独自の研究組織です。
具体的には、

  • 企業ニーズ等に対応する研究シーズ又は研究リソースを有し、産学官連携研究の推進を目指すもの
  • 大型の国家プロジェクト研究等の採択を目指すもの
  • 基礎的研究又は萌芽的研究をグループ化するもの

のいずれかに該当する場合に設置されます。

研究推進体の設置期間は、原則として3年以内であり、平成14年に最初の研究推進体が設置されて以降多くの研究推進体が活動し、いくつかの研究推進体は本学の共通研究センターとして発展したり、研究推進体の活動を基に外部資金を獲得する等、新しい研究の核として機能してきました。

令和元年度には、従来の「イノベーション研究推進体」という呼称を改め「研究推進体」という呼称に変更し、設置期間を5年から3年にする等、研究推進体が担うべき役割について見直しを行いました。

研究推進体の設置の流れ

1. 所属する部局長等の承諾を得る。

研究推進体の設置を希望される場合は、研究推進体設置申請書により、研究代表者の所属する部局長等の承諾を得てください。(部局長等の押印が必要です。)
また、申請書を作成する前に、研究企画課研究企画グループ(kenkik.plan[at]jim.titech.ac.jp)に申請を希望する旨をご連絡ください。

※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。

2. 研究・産学連携本部長を経由し、学長に設置を申請する。

研究推進体設置申請書を、研究企画課研究企画グループ(kenkik.plan[at]jim.titech.ac.jp)に提出してください。

※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。

3. 研究・産学連携本部の議を経て、当該研究推進体の設置の可否を学長が決定する。

研究・産学連携本部会議にて、設置について審議されます。

研究推進体設置要項についてはこちらをご覧ください。

研究推進体を再設置する

研究推進体の設置期間は3年以内とし、期間満了後は原則として再設置できませんが、以下の場合、再設置することができます。

  • 設置申請書に獲得を目指すと記載した外部資金を獲得したとき(ただし、当該外部資金の事業期間の終期を限度とします)
  • 基礎的研究又は萌芽的研究をグループ化する目的で設置した研究推進体で、学長が特に必要と認めたとき

※条件を満たし、再設置を希望される推進体は、設置申請と同様の手続きを踏んでください。

研究推進体を廃止する

設置期間満了前に研究推進体を廃止する場合、研究代表者は所属する部局等の長に報告した後、研究・産学連携本部長を経由し、学長に届け出る必要があります。
研究推進体廃止届を、研究企画課研究企画グループ(kenkik.plan[at]jim.titech.ac.jp)に提出してください。

※メールアドレス内の[at]は@に置き換えてご送信ください。

現在設置済みの研究推進体一覧

令和4年8月1日現在
No. 研究課題 研究推進体名 研究代表者 概要
所属 職名 氏名
1 持続可能な未来型健康社会の実現 未来型スポーツ・健康科学研究推進体 生命理工学院 教授 林 宣宏 PDF
WEB
2 情報科学を駆使した中分子創薬基盤の開発 中分子IT創薬研究推進体 情報理工学院 教授 秋山 泰 PDF
WEB
3 社会的課題の解決に向けたデータサイエンスおよびAIの研究の推進 社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体 情報理工学院 学院長(教授) 増原 英彦 WEB
4 領域横断的な循環共生圏農工業基盤の確立 循環共生圏農工業研究推進体 情報理工学院 教授 山村 雅幸 WEB
5 FPGAアクセラレータおよびFPGA活用基盤の開発 アダプティブコンピューティング研究推進体 情報理工学院 教授 吉瀬 謙二 WEB
6 いじめ問題の減少軽減に向けた文理融合的研究とその実装 「いじめゼロ!」研究推進体 リベラルアーツ研究教育院 教授 上田 紀行
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