研究・産学連携本部とは

概要

ミッション

研究・産学連携本部では、本学において独創的な基礎研究を推進するとともに、産学連携により応用的・開発的研究成果を創出して社会と本学に還元することにより、次世代の基礎研究分野を生み出す好循環を形成し、もって世界最高の理工系総合大学の実現という本学の長期目標の達成に資することを目的としています。

沿革

旧 産学連携推進本部の歩み

東工大の本格的な産学連携は、1998年にフロンティア創造共同研究センター 研究・情報交流機能を設置したことに始まります。2003年以降は産学連携推進本部として、経済産業省や文部科学省の支援を受けながら、大学の「知」を産業界で生かしていくことを使命とし、様々な産学連携に必要な制度を整備し活動して参りました。

1999/10 財団法人理工学振興会*が、東工大教官の研究成果(特許権等)を民間事業者に移転する事業者「東工大の承認TLO」として経済産業省と文部科学省から承認
理工学振興会が、フロンティア創造共同研究センター 研究・情報交流機能に産学官連携コーディネーターを派遣開始
理工学振興会企業会員制度を開始
*それまでの主業務:東工大教員からの寄附金を運用して若い研究者に助成金を支給
2003/01 「東工大発ベンチャー」称号授与制度を開始
2003/07 文部科学省「大学知的財産本部整備事業」(~2008.3.)に採択
2003/10 知的財産本部として、産学連携推進本部を設置
2004/04 国立大学の法人化 産学連携推進本部の本格的活動開始職務発明の法人帰属を開始
2007/04 理工学振興会の技術移転事業を統合
東工大TLOとして、産学連携推進本部が文部科学省と経済産業省から承認
理工学振興会企業会員制度を引継ぎ、産学連携会員制度に改新
2007/04 文部科学省「大学知的財産本部整備事業:国際的な産学官連携の推進体制整備」(~2008.3.)に採択
2008/04 東工大教員が作製した試料(化合物、デバイス、装置など)を外部機関に提供する制度を整備
2008/07 文部科学省「産学官連携戦略展開事業戦略展開プログラム(2011年度からは「大学等産学官連携自立化促進プログラム機能強化支援型」):国際的な産学官連携活動の推進」(~2013.3.)に採択
2009/03 学術指導の制度整備
2009/03 共同研究講座制度を開始
2017/04 組織改編により研究・産学連携本部へ名称変更

旧 研究戦略室、および、研究支援組織の歩み

研究戦略室は、本学における研究戦略の企画、立案及び調整並びに研究に係る情報収集の統括を行うとともに、研究資源の導入、研究成果の広報、研究に係る機動的対応を要する事項への対処等の研究支援業務を統括することにより、大学における研究の効率的かつ円滑な推進に資することを目的として2001年11月に設立されました。
2017年4月に、組織改組の一環として廃止され、その役目は研究・産学連携本部に引き継がれました。

2001/11 研究戦略室を設置
2002/6 イノベーション研究推進体制度開始
2009/8 総合プロジェクト支援センターを設置
2013 研究力強化促進事業に採択
2013/10 東京工業大学「研究力強化の方針」を作成
2013/10 総合プロジェクト支援センターを改組し、研究戦略推進センターを設置
2014 研究改革の基本方針の策定
2017/04 組織改編により研究・産学連携本部へ名称変更

研究・産学連携本部の歩み

2017/04 研究戦略室と産学連携推進本部を統合し、研究・産学連携本部を設置
2018/03 オープンサイエンス推進部門、情報基盤部門の設置
2018/07 国際共同研究部門の廃止
2018/07 オープンイノベーション機構を設置
2018/12 協働研究拠点制度を開始
2018/12 イノベーション研究推進体の規則を改正し、研究推進体へ名称変更
2020/04 東工大メンバーシップ制度(2024/04~休止)を始動
2020/05 社会再起動技術推進事業を開始(~2021年4月)